姑の思い
嫁・姑の問題は昔から代々、世間一般に広く知られている事で永遠の問題です。
特に田舎に行くほど問題は深刻です。祖母・祖父という立場の人は、その家では最も威厳のある立場なので、若い人達は逆らう事を絶対に許されないのです。
そして息子の嫁という立場の女性は、他人であり若いという事で、お年寄りには従順を要求され、どんな仕打ちをされても一切反抗を出来ない辛い立場の歴史があり、イジメの連鎖が確立されています。
したがって、相談にある姑さんは自分が過去に受けた数々の嫌がらせのような体験を、今度は自分の息子の嫁に実行しているものと思われます。
嫁とは、その様な姑の仕打ちをされる事が一つの決まり事として、どんなに辛くても我慢をして、その家庭に仕えていく事で一人前の嫁であり、その家の嫁として認めてもらえる暗黙の常識になっているものと思われます。
残念ながら、未だに多くの人達に、男尊女卑的な考え方が潜在的に残っているのが現実なのです。
その問題を解決するには夫婦でとことん話し合い嫁の立場を正しく理解してもらう事、そして、夫として仕事だけでなく家族を大切に守る事とはどの様な自覚と行動が必要か気付いてもらう事です。
どうしても、悩みが解決しないようであれば、お気軽にご相談ください。
優しく丁寧にお答えします。
摩耶 卑弥呼