「愛欲」という言葉の「愛」の部分は好きという気持ちの部分で、相手に対して好意を持っているという意味です。
そして「欲」の部分は自分が相手から利益を得る事ができれば喜びを感じることで、相手の利益を考えない、自分さえ喜びを感じるなら相手がどうなろうと興味が無く無意識に自分の利益を常に計算すること。
あなたの愛が愛情ではなく愛欲だった場合は、相手が不幸になるより自分自身が次第に不幸になって周りから見放され、最後には寂しく深刻で孤独な人生を過ごす事になる。
例)交際中の男性が女性に対して「愛している」と言い、女性は「愛している」と言われたことで結婚を意識してくれているものと思っていたが、実は男性は浮気をしていた。
女性は「彼を信じているが気持ちが分からない」と言う。この場合「愛している」という言葉を使うと女性は嬉しいモノだと男性は思い、女性の気持ちが何処へも行かないように心を捕まえておく手段として言葉を使っているだけなのです。
女性は彼を信じているのではなく彼の言う「愛している」という言葉を結婚ができると当てにしているのです。
お互いに相手の心を操る道具として言葉を使っているその心を「愛欲」というのです。
不倫は愛欲で成り立っている世界です。
自分が楽しむことには積極的だが、相手が楽しむ事には興味が無く、自分に利益があれば相手の事は考えない。自分が持っているモノ以上に相手に要求すること、そして最後には独り身で寂しい人生を過ごすことになるでしょう。
「愛」というのは簡単に壊れるモノではありません。
相手が自分のモノにならないからといって相手を傷つけたり罵ったりする。
相手を当てにはしても心から信じる事ができない心であれば、あなたの人生は愛欲の世界です。
自分のモノにできたとしても結局最後には失ってしまうでしょう。
最後は、あなたを信じてくれる人が目の前から居なくなり、物もなくなりあなたを待っているのは一人寂しい最後なのです。
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